俺物語!

昨日は映画を観てきました。
はい、コレ。
「俺物語!」です。
僕は原作も持っていて、コミックスが出るたびに買っているのです。
まあ、さすがに雑誌を買ってリアルタイムに追ってたりはしないのですが…。

で、映画も楽しみにしていて、前売り券をしっかり買いました。
だからうちにはしっかりと猛男カレンダーがありますよ(笑)

今回、映画化にあたってフューチャーされたのが猛男と凛子が結ばれるまで。まあ、映画にするにあたっては一番締めがいい部分。
そこにいろんな話を引っ張りながらも、オリジナルな設定やストーリーで心理的な深みをあらわしていく。

映画を観ながら、「うーん、このミックス具合うまいわ。」と唸ってしまいましたよ。

設定やストーリーとともにビジュアルについてもこのミックス具合がうまいのです。猛男の両親のビジュアルはゴツさ具合のミックス加減の絶妙さに笑ってしまったし、砂川くんのイケメンさ、凛子の可愛らしさもいい具合に現実味があるし。
ロケーションもいい具合に田舎というか、どこにでもあるような風景のなかでキラキラしたものが転がっているという事が見る人に感情移入させやすい。
僕、実は2回くらい涙ぐみました(笑)

あと、凛子の細かい心理描写。
猛男の鈍感さゆえの行動に落ち込んだり復活したりの女の子の思いは可愛かった〜。永野芽郁さんの演技も初々しさや凛子らしさが好印象でした。

そして猛男も映画化にあたって、ただただ突っ走る男気だけではない部分が盛り込まれました。
それを原作とは違う!と安易に言ってしまう事も出来るのでしょうが、これは原作にもある猛男の人間性をより凝縮出来たのではないかと思います。
鈴木亮平さんは、映画「ふたたび」などを観て好きな役者だなと思ったのですが、先頃の「天皇の料理番」や「変態仮面」など体型まで役作りに反映させるカメレオン俳優の凄さをここでも実感させられました。
ラストに向かうまでの猛男と凛子。
凛子がいかに猛男を思っているのか気付かされていく猛男に、初々しくてあったかいものが観ているこちらにも湧き上がってくるような気がしました。
いやー、面白かったですよ。
これはパンフレットなのですが、この表紙の猛男の髪の毛と眉毛(笑)
触ると手触り違うんです。
お前は毛までもゴツいのかと(笑)

この部分だけでも映画のスタッフの思い入れを勝手に感じました。

Waguri's Staff Blog

J-POPアーティスト、和栗卓也のスタッフによるブログです。和栗卓也の話以外もいっぱい書くほぼ私的なブログ。