あの頃

地下鉄サリン事件。

あれからもう21年なんですね。
もうそんなに月日が経ったのかと驚くとともに、あの日の衝撃を忘れることは出来ません。

僕はこの頃はとあるアーティストのフアンクラブの原稿を書いていたりして、地下鉄で原稿を納めに行っていたりしました。
そんな普段自分が利用している場所で起こったテロ。
テレビを見ながら呆然とした事を覚えています。

あれから亡くなった方や今も苦しむ方はどのくらいいるのだろうと考えます。重軽傷で6000人以上。それは当時の事です。
そのあとの後遺症や精神的苦痛などで亡くなった方もいるでしょう。
長く苦しんだ方、悩んだ方、今もそんな中にいる方も。

戦いが続く皆さんを思うと、こういうテロ行為は何故おこるのか、起こさないといけないと考えるのか分からないです。分かりたくもないけど。

和栗の歌にも平和や共生を願うメッセージや生きることへの様々な想いを書いた歌があります。

デビューが1994年。
再デビューをしたのは2005年。
そして2010年から今にかけて。
活動に節目がある度に音楽の中に和栗の見つけたものは変わってきていると思うのですが、この事件の頃は和栗も静養してる時期だったのかな?
当時はどんな想いをしていたのか、聞いてみたい気もします。

彼は社会の動きをどう見ていたのか、自分とどうシンクロしていたのか。

僕はこの当時、社会に対して何かを考えるなんて事はあまり出来ていなかった時期でした。
自分の身の周りで起きた大きな出来事に体調を崩し、友人の家に身を寄せていた頃だったような気がします。
もう少し後なのかな?いろいろうろ覚えです。精神的に剥られていた時期だったな、この辺りの数年。

なんかいろいろな事を思い出してしまいました。
支離滅裂(-。-;

あれから何年って話は、その事件後や出来事そのものを振り返ると同時に自分の当時を思い返すものですよね。

今回はどちらもいいものではなかったようです。はい。

Waguri's Staff Blog

J-POPアーティスト、和栗卓也のスタッフによるブログです。和栗卓也の話以外もいっぱい書くほぼ私的なブログ。