昨日、渋谷TOEIに「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」初日舞台挨拶も含めた映画鑑賞に行ってきました。映画のために遠出するのは試写会以外では初めて。
そして夜勤明け。そしてこの日は夜までスケジュールがびっしり。
指定席も無事に購入できたので、そんな中でも参加してきました。
映画的にはどうかと思いますが、舞台挨拶的にはなかなか良席の前から4列目。
実際映画を観ていてもそこまで悪い席ではないわけで。すごいな、渋谷東映。
前作も夜勤明け→リハーサル→新宿まで観に行ってたなぁ。
パンフレットを買おうと思ったら、売ってなくてね。その時はP12だから作れなかったのか?(←シモ的な意味で。某クマ映画と違って、コスチュームがアレですしね)と思っていたのですが、実は作業がギリギリすぎて作れなかったそうな。
それでなのか、今回のパンフレットの一部に前作の事が触れられています。
ああ、ちなみにグッズにパンティーはありませんでした(笑)
でも、ドン・キホーテには売ってるらしいよ。この変身セット(笑)。
しかしこのお尻のフォルムだけでいかに役に力を入れてるのかが分かりますな←をい
まずは舞台挨拶。シュッとしたスタイルにびしっとハマったスーツ姿の鈴木亮平さんに観客の黄色い声援が飛ぶ飛ぶ(笑)。「楽しい舞台あいさつにします」とムロツヨシさんが切り出し、それに監督が乗っかる感じで本当にフリーダムで、すぐに客席からの質問に。
皆さんが被りたいパンティの色は?とか際どい質問もありましたが、
役柄でもし次があったら、というスマートな回答をする鈴木さん、流石です(笑)
ちなみに迷彩だそうです(笑)
そこで監督が「迷彩のパンティーなんてあるの?」と事もあろうに客席の女性に質問。うんうん頷く女性陣。さすが強者ぞろいだな、ここは。
あとは、今回変態仮面のお稲荷さんに顔を当てるとみんな倒れる設定をやっと決めたとかで、体の静電気があそこに集中出来る!ということになったそう。
鈴木さんが「ここで設定変えてくるんですよ!」とツッコミを入れる。
共演者は撮影合間に何をしていたかなんて質問もあり、それが撮影の苦労話になったり(柳楽さんが変身した時の服が暑いからレース用の服に冷風が送れる服を買ったとかね)話がよく脱線するわ、みんなで手を挙げた人を指名する時にツッコミを入れたりなどワイワイガヤガヤした質問コーナーでした。その中で共演者が監督を慕い、みんなの仲もかなり良いのを感じて、笑いに笑った上にチームワークや結束力を感じた舞台挨拶でした。
最後にムロツヨシさんに促され、変態仮面の決めポーズをしてくれた鈴木さん、サービス満点です。
そして、肝心の映画。
これまた笑いに笑った(笑)
あれ?ヒーロー映画を目指したんじゃなかったっけ?
でも、これまでのヒーロー映画の設定を一応見事なまでに引き継いだ設定ではあるんですよね。ヒーローは普段は冴えない感じで、自己主張が強いわけでもないその上にコンプレックスに打ちひしがれている。
それがヒーローに変身すると怖いもの知らず。そして密かに思いを寄せる女性と結ばれる。
なのにそのすべてに「変態」が入り込んでしまうだけでシリアスがシリアスにならない随所のポイントに笑わされてしまうのだ。愛子ちゃんと狂介の会話や狂介の妄想など、色々なポイントが笑いを生みつつ、グイグイ引き込んでいくのだ。
主要のキャラクターがみんなインパクトあるキャラだったので、そのキャラの振り切り方に圧倒されつつも笑ってしまう。でも、アクションは流石。鈴木さんはコスチュームがあんななので代理が利かないので自分ですべてアクションをこなしたそうです。
スピーディーでカッコよくて見惚れるアクションなのですが、いかんせん決め技が変態(笑)。でもあれよ、面白いけどカッコいいよ。
柳楽優弥さんの真琴くんの設定がちょっとKYな真面目クンなんだけど、その素っ頓狂な部分がもう少し愛子ちゃんとの絡みで出ればよかったのにな、と思ったのと、ラストがちょっとあっさりしてて拍子抜けは多少あったけど、あとは本当に楽しかったですよ。
しかし、この映画を子供に見てもらいたいっていう監督の気持ち、すげ~分かるわ。
あのエロいんだけど、ジャンプのエロっていう感覚がうまく伝わっていると思う。
ちょうどそういうのにヤイヤイ言い出す男子の心理を掴んでるよね。
面白いけどエロい。教育上よくないけど真似したくなるんだろうな、変態仮面。
でも、あれを女子の前でやると確実に白い目で見られるよ、男子諸君(笑)。
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